半島性を克服する交通インフラの充実

ビジョン3

半島性を克服する交通インフラの充実

section1 着実に整備が進む広域道路ネットワーク

圏央道の県内区間の全線開通は令和8年度の見込み、銚子連絡道路・長生グリーンラインの一区間の開通など、国と連携した広域道路ネットワークの整備が着実に進んでいます。新湾岸道路・千葉北西連絡道路についても構想具体化を国に積極的に働きかけ、概略ルート・構造の検討に進みつつあります。
また、アクアライン800円維持に加え、一部時間帯の渋滞緩和に向けて料金変動制を導入し、房総半島への来訪者を増加させつつ、渋滞による損失時間の減少を図りました。

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pan_tool_alt課題と次の4年で行う政策

圏央道の令和8年度の全線開通を確実に行うとともに、富津館山道路・圏央道の4車線化、北千葉道路の早期全線開通、銚子連絡道路・356号バイパス・長生グリーンラインなどの整備、館山・鴨川道路や鴨川・大原道路の早期着手を進め、地域経済の活性化と渋滞解消、災害時の緊急輸送道路ネットワークの複線化を図ります。
また、新湾岸道路・千葉北西連絡道路の新規事業化、アクアライン6車線化や東京湾口道路などの調査・研究を国に働き掛けていきます。

section2 『県北西部』の道路整備、利根川・江戸川の渡河橋整備を加速

人口が集中し、渋滞が深刻化している県北西部の道路整備は最重要と位置づけ、北千葉道路の1日も早い全線開通に向けて国に要望活動を重ね、市川・松戸間が令和3年度に新規事業化されました。現在、県と沿線市で「用地取得促進プロジェクトチーム」を結成し、早期着工に向けて国に協力しています。
また、都県間の交通混雑の改善や防災力の強化を図るため、各種渡河橋の整備を進め、三郷流山橋有料道路の開通、(仮称)押切・湊橋の新規事業化を実現しました。

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  • 北千葉道路の早期整備を現地で斎藤国交大臣(当時)に沿線市長と要望

pan_tool_alt課題と次の4年で行う政策

北千葉道路の1日も早い全線開通、千葉北西連絡道路の早期具体化に向けた国との協議に沿線市とともに取り組むとともに、県道船橋我孫子線(船取線)、都市軸道路を始めとする北西部の県道整備を加速させます。
また、(仮称)押切・湊橋、都市軸道路の利根川渡河橋(柏たなか~守谷)、野田橋の4車線化など、都県境の橋梁整備を着実に進めていきます。

section3 鉄道やバスなど公共交通の利便性向上

JR線の複線化や利便性向上に向けて期成同盟などを通じ、要望活動を重ねたほか、京葉線の快速廃止に対しては沿線市町村・経済界と連携し、JR東に対して強く抗議、一部復活を実現しました。また、北総鉄道の大幅値下げが実現されました。
2023年の豪雨災害で被害を受けた小湊鐡道・いすみ鉄道の復旧支援、バス路線の維持に向けた市町村への補助、ドライバー確保に向けた事業者支援の創設など、地域の足の確保に全力で取り組んできました。

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pan_tool_alt課題と次の4年で行う政策

京葉線とりんかい線の相互直通運転、成田空港と東京駅・羽田空港を結ぶ直結線、TX東京駅延伸、東京8号線の延伸などについて鉄道事業者に積極的に働きかけていきます。
路線バスについては2024年問題により、ドライバー不足が深刻です。補正予算を組み、ドライバー確保に向けた事業者の支援制度を創設しており、市町村と連携しながら地域に必要な路線の維持に向けて取り組んでいきます。

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