文化・スポーツと多様性尊重による心豊かな千葉の実現

ビジョン7

文化・スポーツと多様性尊重による心豊かな千葉の実現

section1 専門部署の新設によるスポーツ・文化振興

スポーツ・文化局を新設し、県として一元的な施策を展開。スポーツ分野では競技力向上に加え、令和元年台風の被害によって閉鎖中の総合スポーツセンター体育館の建替など、必要なスポーツ施設の整備を加速させています。さらに、本県でサーフィンを楽しむ人を増やすとともに、参加者と地域の交流やスポーツを核とした地域の活性化を促進しています。
また、文化面では県立美術館の館長に外部の専門人材を登用し、充実に取り組んだほか、県立中央博物館のリニューアルや収蔵スペース確保を見据えた整備計画を策定するなど、千葉の文化振興の拠点強化を進めました。また、県内若手アーティストの支援、海外とのアーティスト交換事業の創設、国内最大級の音楽フェスの誘致に成功するなど、既存の枠にとらわれない新たな文化の定義と支援にも柔軟に取り組んでいます。

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pan_tool_alt課題と次の4年で行う政策

総合スポーツセンター体育館の建替、陸上競技場への大型映像装置の設置など、競技力向上に向けた基盤整備に取り組みます。
また、引き続き県立美術館や県立中央博物館の充実に取り組むとともに、千葉県誕生150周年で生まれた市町村の枠を超えた文化事業の財産を引き継ぎ、県内での芸術祭の定着など、千葉の特徴・歴史を活用した文化振興を推進します。

section2 誰もがその人らしく生きる、分かりあえる共生社会を

全国で唯一、男女共同参画条例が制定されていない千葉県において、年齢や性別、国籍、障害の有無、性的指向、性自認など、多様性を尊重する県独自の条例を制定。
女性職員の登用を進め、初の女性教育長など、部長級職員・課長級以上の女性幹部職員は過去最高となったほか、男性職員の育児休業取得率は令和2年度:27.6%⇒令和5年度:80.9%に大幅上昇。
外国籍の子供に日本語や教科等の指導を行う団体への支援、同性パートナーを持つ県職員も結婚休暇や扶養手当の対象にしたほか、同性パートナーも県営住宅入居可能にするなど、誰もがその人らしく生き、活躍できる千葉県づくりを推進しています。

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pan_tool_alt課題と次の4年で行う政策

車いす等の障害を持つ生徒が望む学校に進学できるよう、県立高校のエレベーター設置の推進に取り組むなど、多様な視点に立ち、社会の障壁を一つひとつ取り除いていきます。
外国人労働者は国の方針により、今後も増加することが想定されます。外国人労働者の活躍を支援することはもとより、ヨーロッパのような分断を生み出さないよう、長期に滞在する外国人が我が国のルール等に適応するよう、日本語や日本の歴史・ルール等を学ぶ社会統合政策の必要性を国に強く訴えていく必要があります。

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