[2020年11月25日]テレワークの推進、加湿器の学校等への配備について

テレワークの推進、加湿器の学校等への配備について

・感染拡大防止のためにテレワークの推進が必要
・各学校に4,299台の業務用加湿器を配備
おはようございます。
陽性者数、実効再生産数ともになかなか低減傾向が見られない状況です。千葉市でも高齢者施設でのクラスターの影響により病床使用率が高止まりしており、この傾向が続くと医療がひっ迫するおそれが十分にあります。
皆さんの行動変容が感染状況に出てくるのはタイムラグがあるため、全国的に警戒が高まった3連休後の陽性者数の傾向が見えてくる今週が一つの山場になると思われます。
千葉市のような都市部は通勤による人の移動の影響が多く、職場での接触・飛沫感染や、同僚との会食による飛沫感染などの可能性があります。
改めて基本的な感染予防行動を徹底して頂くとともに、行政としても企業・団体のテレワークの推進、飲食店の感染防止対策を推進・支援していきます。市役所もさらなるテレワークの拡大に向けて総務局に指示をしたところです。
政府も3次補正でテレワークの推進に係る予算を計上するようです。
先週も申し上げたように、冬の時期、閉め切って換気が十分でなくなるケースがあります。寒くなってきましたが、こまめに換気を行い、3密を避けていきましょう。
また、加湿も重要です。
業務用加湿器が冬に品不足になると予想し、夏頃に各部局に冬場の公共施設・教室等の湿度を適正に保つため、業務用加湿器の調達を早めに発注するよう指示、今月末より順次教室等に配備されます。
まずは受験を控えている中3・市立高校3年・小6と、市立養護学校・市立高等特別支援学校・各特別支援学級を優先し、最終的には全ての学年に配備されます。
全国的に加湿器不足となっており、各自治体は調達ができていないようです。
メーカーさん曰く「千葉市は行政で最初にコンタクトがあった」とのことで、学校だけで4,299台という大量調達は簡単ではなかったものの、早めに動いたことが功を奏し、職員の奮闘とメーカーさんのご協力で、なんとか確保することができました。
目の前の感染拡大防止だけでも大変ですが、こうして先を見据えた必要な対策も一つひとつ積み重ねていきます。
皆さんも手洗い、換気などで3密を避ける、体調不良時は外出しない等の基本的な対策を、国の分科会が示した5つの場面も参考にしながら徹底して苦境を乗り切っていきましょう。