[2020年4月25日] 4月24日の感染状況
4月24日の感染状況
4月24日は新たに4名の感染が確認されました。
79例目は40代男性で接客業の方です。ここしばらくは仕事をしておらず、感染可能期間はほぼ自宅とのこと。症状はなし。一人暮らしで、濃厚接触者の調査中です。
80例目は40代男性で4月23日に発表した74、75例目の同居家族です。軽症。都内勤務の方で、職場と自宅の往復のみ、感染可能期間は2日出勤しています。都の保健所に引き継ぎ、濃厚接触者の調査を進めていくこととなります。なお、もう一人の同居家族は陰性でした。
81例目は40代男性で自営業の方。自宅での仕事ということで感染可能期間前も後も主に自宅で仕事をしていたとのこと。軽症。一人暮らしで、積極的疫学調査を進めていきます。
82例目は都内勤務で国土交通省にお勤めの方です。報道にもあるように国土交通省の1部署にて複数の感染者が出ており、この方も該当します。感染可能期間前も後も都内職場と自宅の往復のみ。市内における濃厚接触者は1名で今後も積極的疫学調査を進めていきます。
4月24日、特別養護老人ホーム:コスタリゾン千壽苑で介護従事者の感染が明らかとなり、その後の検査で職員・入所者に1名ずつ感染が確認されましたことをお伝えました。その方々も含め、職員・入所者34名の検査を行ったところ、その方々以外は陰性でした。
検査の結果が出ていない方がまだいらっしゃるということと、PCR検査で陰性だったとしても、今後発症・陽性となることもあり得ますので、施設側とともに細心の注意を払い、健康観察に努めていきます。
5月6日以降について
政府はGW期間の状況も踏まえて緊急事態宣言を解除するか検討することとしています。継続・解除いずれにせよ、政府の対応を待っていては対応できません。
GWに入る前に学校の休校の延長も含めて周知が必要と考えており、来週早々に決定、周知をしていく予定です。
なお、保育の必要性の事由が「求職中」で5月末までの認定期間となっている児童について、6月1日までに就労開始ができない場合は期間を6月末まで延長します。今後も毎月20日頃に更なる延長について決定・周知します。
国・県・市の支援策の周知が鍵
4月24日は飲食店の業界団体から要望書を受け取りました。
市としてもテナント賃料の最大50万円支援など、支援策を打ち出しているところですが、こうした市の制度に加えて、国の持続化給付金等の制度もご存じない方が少なくない状況です。
事業主の方にとって100万円ないし200万円が給付される持続化給付金は非常に重要な制度のため、必ず対象事業主には制度が認知されることが重要です。
ネットでは既に経済産業省も含め、かなり詳細に丁寧に各種支援策が案内されていますが、事業主の中にはネットは使わない方、こうした制度の詳細を見るのも面倒という方もいらっしゃるので、簡単な案内と、何より電話で相談できることが重要と改めて感じました。
専用相談窓口はそうしたニーズに応えるために設置したものであり、今後も人員を増強して相談に対応していきます。また、業界団体を通しても制度と窓口の案内を郵送等で行う予定です。