[2020年2月23日] 一部報道機関が校名を報道したことについて

2月22日の発表について、一部報道機関(東京新聞、産経新聞、一部テレビ)が校名を報道し、SNS上でも校名や地域に拘る方が散見されます。
政府は認めませんが、既に国内感染期に入りつつあり、潜在的なり患者は多数いる(いつどこで誰がり患してもおかしくない、り患していたことも気づかない)ことが想定されます。ご不安でしょうが、罹患者が出た校名や地域名で一喜一憂する意味は無く、り患者や周辺の人を間接的に傷つけるだけです。
この局面では個々の罹患者に注目するのではなく、重篤者や死亡者を出さないという観点で社会の対応が必要です。
健康な方が罹患した場合、重症化するものではありませんが、高齢者や疾患を抱える方等に広げないために、免疫を高める、無理はしない、自らの健康観察や感染防止行動を取っていきましょう。
特にサタデーステーションに至っては、り患した教員を保護者が「感染源」と発言する様を報道し、残念です。
潜在的なり患者が多数いる以上、当該教員も校内被感染者かもしれません。行政と市民それぞれが感染拡大防止に向けて全力を挙げて乗り切っていきましょう