危機管理・防災

ビジョン1

危機管理・防災

section1 危機管理のリーダーシップ

市長時代からの豊富な災害指揮経験を活かし、非常時の市町村との連絡体制を強化。各種災害に即応し、2023年の豪雨災害では直ちに対策本部を設置したほか、発災翌日には被災地に入り、被災自治体に対して全県から応援職員を派遣し(県職員延べ1,107人、市町村職員延べ278人)、被災地の速やかな復旧復興を支援するなど、常に危機管理に万全の態勢で臨んでいます。

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  • 被災地の視察

pan_tool_alt課題と次の4年で行う政策

就任後の災害対応により、先を見据えた初動対応など、危機管理部門の経験値は飛躍的に高まりました。市町村、自衛隊、各防災機関、ライフライン事業者との連携を平時から強め、富士山の噴火、新たな新興感染症、家畜伝染病、テロなど、各種リスクに対して万全の態勢を取る「防災県・千葉」を確立します。

section2 流域治水対策、半島型地震への対策を強化

一宮川の流域治水プロジェクトなど防災インフラ整備を加速したほか、能登半島地震を受けて速やかに孤立集落対策を盛り込んだ6月補正予算を成立させ、孤立集落対策に着手しています。
さらに避難所となる県立施設に太陽光発電と蓄電池を整備すること等による電力強靭化、女性や障害者などの視点も取り入れた避難所運営、トイレや温かい食事など快適な避難所を実現するための民間団体等との協定締結など防災対策の拡充、官民連携での備えを強化するなど、「防災県・千葉」の確立に向け、対策を着実に強化しています。

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pan_tool_alt課題と次の4年で行う政策

防災対策に終わりはありません。河川整備、山崩れ・津波対策など、防災インフラ整備を強力に進めるほか、無電柱化を推進します。また、水道施設の耐震化、避難所となる県有施設に民間投資を活用して太陽光発電設備・蓄電池を設置するなど避難所の環境改善を図ります。
防災にDXを活かす時代です。SNSに投稿された情報をAIにより収集・分析するシステムに加えて、被災者支援システムを全県で導入し、市町村が被災者の生活再建に向けた手続きを迅速に進めることを支援するなど、デジタル分野に知見のある知事として先駆的な取組を進めていきます。

section3 新たな犯罪形態への対応、交通安全施策の強化

新たな犯罪に対応するための高度なスマートフォンデータ抽出・解析ツールの導入、県内主要駅周辺の繁華街等への街頭防犯カメラの設置、最新の映像解析システム導入などにより、犯罪の予防や捜査能力の向上を図っています。
また、八街市での飲酒運転事故を受け、通学路の一斉点検を行い、市町村等と連携して3,495箇所で対策を実施したほか、「オレオレ詐欺」等の特殊詐欺から県民を守るため、市町村が住民に対して対策機器を購入補助・貸与する場合に県が助成する事業を創設しました。

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pan_tool_alt課題と次の4年で行う政策

刑法犯認知件数は着実に減少してきましたが、「匿名・流動型犯罪グループ」(トクリュウ)に代表される新たな犯罪形態への対応などが求められています。県警と連携して特殊詐欺やサイバー犯罪の撲滅に向け、防犯カメラ等設置補助事業や電話de詐欺対策機器の貸与・購入補助事業のさらなる予算増額など、「千葉県で犯罪するのは割に合わない」を確立します。
また、飲酒運転の根絶、性犯罪・性暴力被害者など犯罪被害者への支援強化などを進めていきます。

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