[2020年7月22日]感染状況の週報、7月補正予算案について
感染状況の週報、7月補正予算案について
7/15(水)~7/21(火)までの新型コロナウイルスの市内感染状況に関する週報です。
陽性:33名(うち市外居住1名)
入院:32名
退院:27名(ホテルへの転院含まず)
ホテル療養移行:7名
ホテル療養終了:6名
新規入院患者から退院者とホテル療養移行を差し引くと、△2名。病床は2床空いた形となります。
千葉市の重要指標である「病床数から見た新型コロナ対応における市内の医療の状況」はステージ2(注意が必要)を維持しています。
この新型コロナウイルス対応において重要なことは「医療現場の逼迫・崩壊を防ぐこと」、「重症化を防ぐこと」の2点にあります。
千葉市は確保してきた病床と軽症者用ホテルによって確実に受け止めることができていますし、6月以降の感染者は全て軽症・症状なしで、重症も中等症も発生していないことから、今後もこの状態を維持すべく感染予防行動に努めていきましょう。
以前にも申し上げたように、都内ホストクラブ・キャバクラ等を中心とする感染から、都内勤務・都内飲食店の利用者からの感染へと移行し、今はそれ以外の市中感染が疑われる事例が増えています。
東京都か、千葉市か、ではなく、3密が重なる環境、マスク・手洗いなどの基本的な感染予防行動に留意することが重要です。
私も移動の途中で、営業車にマスクをしていない複数人が乗車して会話している例なども見ています。日本が生み出した3密の概念は非常によくできていますので、この基本をしっかり守ることが重要です。
過剰に行動を抑制すれば心身等に影響が出ます。無理のない、継続可能な感染予防行動を一人ひとりが取り、市民生活・社会経済活動と感染拡大防止を両立させていきましょう。
記者会見にて持続化給付金等、国・県の支援策の対象とならない中小企業者への事業継続給付金や、感染症対策、文化芸術活動への支援、オンライン指導のための環境整備などを盛り込んだ新たな補正予算案を発表しました。
詳細は23日に投稿します。